レバレッジとは、「テコの原理」のこと

上記の事より、FXでは小さなで資金で大きな金額の取引をするという意味になります。
FX取引においてはこのレバレッジにより手元にある資金の10倍~50倍といった大きなお金を動かすことが可能です。

例えば、レバレッジを用いて、資金の10倍の取引を行い、1%の利益が出た場合でも、手元資金からみれば10%もの利益をあげるということになり、効率的な運用が可能です。

最大のメリットはより効率よく資金を運用することができる点です。
例えば、資金30万円においてレバレッジを30倍であれば、およそ900万円の取引が可能となります。
この900万円を運用して5%の利益をあげれば、運用成果は45万円となります。
この場合、手元の資金から見てみると、運用成果は150%もの利益、資産が2.5倍になったことになります。
少ない資金で最初の資金以上の利益を得ることに成功するのです。

デメリットは、運用できる資金が大きくなることはそれだけ、損失が出たときに弱いということになります。
前述の例で言えば、5%のマイナス運用であれば、当初の投資資金は全額失われてしまう計算になります。

また、デイトレードでは動かす金額が大きければ別ですが、動かす金額が小さいほど、一回あたりの利益が小さくなるので、レバレッジを活用する方も多いです。
しかし、小額なのにもかかわらず、いきなりレバレッジの大きい倍率にすると、為替が思惑とは逆に、少し動いただけでもマージンコールが発生して取引が終了してしまうことがあり余す。

理想はやはり大きな金額を動かすことですが、最初は、小さなレバレッジでコツコツ大きな利益を狙うというのが良いのではないでしょうか?